紐を解くと、
湘南の海でしらすを干している方の顔が見えます。
蓋を開けると、こぼれんばかりのしらすが敷き詰められており、
一口味わうと、しそとごま油の味わいに感激。
そして、「桜海老」が、絶妙な配置で並んでいるのです。
なぜ絶妙かと申し上げますと、
一口、口に運ぶたびに、しらすと共に、桜海老が口の中で弾け、
その香ばしさが広がるからです。
その配置に思わずうなってしまいました。これは美味しい！
そして中央にある「ひょうたん」の漬物。
ひょうたんを食したことは、記憶に無く、
はじめての味わいでしたが、
酸味がお弁当全体を引き締めております。
おかずは、シンプルに卵焼きとかまぼこ。
この潔さも、また良いです！
新幹線が動き出したタイミングで食べ始めたのですが、
箸が止まらず、このペースでいくと、品川駅に到着前に、
食べ終わってしまうのではないかと思い、
思わず、窓に流れる景色に目をやった次第です。
学長
大船軒 しらす弁当 850円（東京駅で購入）
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