★メッシ「信じられない」
FIFAによるセレモニーの終了後、壇上での挨拶時よりは幾分落ち着いた頭で、レオ・メッシがこう繰り返した。「信じられないよ。この賞はチームメイト全員に捧げたい。グアルディオラが言ったように、チームの勝利がなければ、僕たちの個人賞もなかったんだ」彼はまた、チャビへの称賛の言葉も惜しまなかった。「もし自分が受賞したなら、彼に捧げようと思っていたよ。彼とこの会場へ来るのはこれで4年目。彼もまた、受賞に相応しいんだ。彼は毎年向上し、昨年のワールドカップのように多くのタイトルを獲得しているんだからね。どんな賞よりも深い友情で僕たちは結ばれている」
【ロセイ会長のコメント】 チームメイトへと言葉を送るメッシに関し、サンドロ・ロセイ会長はこうコメントしている。「クレー(バルサファン)として、そしてバルサ会長として、彼らが与えてくれた賞の全てを最高に誇りに思う。しかし私がより嬉しかったのは、グアルディオラとメッシの賞の分かち合い方なんだ。それこそがラ・マシアで私たちが教えている価値だ」。メッシはチャビとその他チームメイトたちに、グアルディオラはアシスタントコーチのティト・ビラノバに各自の賞を捧げた。会長は言う。「それは私たちバルサのヒューマンクオリティを表している」
【チャビのコメント】 3位受賞となったチャビ・エルナンデスもまた、メッシからの言葉について語っている。「メッシは大親友さ。彼は控えめで、自己表現が苦手なタイプ。僕にとっては、彼に認められることが他のどんな賞よりも価値のあることなんだ。僕は世界一幸せな男さ」。「この3位受賞を決して失敗しない人たち、バルセロニズモとファン、僕の仕事を認めてくれる人たちに捧げるよ。そしてなにより、チームメイトたちにね。僕たちはお互いに高めあっているんだ。彼らと一緒に、これを楽しみたい」
バロンドール4位となったアンドレス・イニエスタは、チューリッヒの会場に多くのバルサ選手が出席したことをとてもポジティブに評価している。「それはこのチームも僕たち選手も上手くいっているということだからね。来年もまた、僕たちがここにいれたらと思う。彼ら(メッシとチャビ)が受賞して僕はとても幸せだよ。彼らはそれに相応しい人たちだ」
【グアルディオラのコメント】 バロンドールの最終候補を2人出すこと自体が、絶対的な成功だとジョゼップ・グアルディオラは言う。「昨年は3選手が選出を受けるという成功を収めた。そして今年はさらに2人。レオとチャビはこれに満足しなければならないね」。しかしながら監督は、この夜のような式典は事が成し遂げられた後でのみ意味を為すとも語っている。「私たちの努力が認められるのは良いことだ。しかし日常の仕事は、人に身のほどを教えてくれる。勝つことの困難さは日々増しているし、私たちはより研究されているんだ」。さらに監督はもう一度、ビラノバコーチについて言及した。「彼がいないと、とても寂しく感じるよ」
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