Thursday 31 March 2011

被災者からの手紙 その2

昨日、「被災者からの手紙」を掲載したところ、
ツイッターに、
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@susiechankoこのお手紙は震災の1週間後の状況ですが、今はどうなのかを知りたいです。
もしできるなら結城さんを通じてこの学生さんに聞いていただけませんか?
現在は何かの支援を必要としてるかもしれませんので。
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というメッセージがありました。

早速、結城アナウンサーに連絡を取りました所、
東北芸術工科大学の副手である中村さんからも
現在、生徒さんから色々な情報を集めているという連絡がありました。

そして、手紙の主からも連絡をもらいました。
昨年の夏に私が講義をさせていただいた学科の生徒さんでした。
改めて情報を集めてから連絡をくれるそうですが、
とても元気そうでした。

以下、中村さん及び結城アナウンサーからのメールです。
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(中村さんからのメール)
メッセージをくれた学生の近況ですが、
彼女自身はお母様と山形市に住んでいますが、
お母様の実家が宮城県石巻市にあり、
親類も被害の大きかった
沿岸の地域(岩手県釜石、宮城県気仙沼市、塩釜市)に
点在していました。
現在は避難所で生活をしており、行政から
何らかの経済的支援があるのを待っている状態とのことです。
避難所での生活はやはり大変だけれど、
今のところ特に足りないものはない、と
話していたそうです。

以上が、学生の近況です。
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(結城アナウンサーより)
結局のところ、物資がある程度揃うと
あとは行政のパワーが重要になってきます。

事実、物余りの状態になっている避難所もあるとのことです。
一方、末端部の避難所には物資が行き渡っていない場所もあるらしく・・・
そういった状況把握すら行政にも困難な状態の中で
我々が勝手に動くのも得策ではないわけです。。。

今回の震災は、本当に大変な出来事だと痛感しますね。。。

テレビユー山形 結城晃一郎
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4月となり、私どもの会社も入社式を終えたところです。
誰もが、何かお手伝いしたいという思いがある中、
私どもも、東北から入ってくる情報を正しく伝えることも
今すべきことだと思っています。

これからも、東北芸術工科大学の皆さんと、
結城アナウンサーと連携し、
色々なお手伝いをしていきたいと思っております。

学長

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