博多にて購入してまいりました。
「にわか煎餅」
正しくは「二〇加煎餅」と表記します。
そもそも、「博多にわか」と何でしょうか。
調べてみますと、
愉快なお面をつけて、会話の後に面白いオチをつけて、話を決着させるという、
日常生活や世相をユーモア化した「言葉の遊び」だそうです。
起源は古く、約300年前の寛永年間。
お盆の夜に、提灯を被り、目の部分だけ開けて歩き、
人に出会ったら、出まかせの軽口などで、人々を笑わせる。
それが何時しか「仁和加」というようになったとのこと。
そして、明治39年、東雲堂の初代の方が、「二○加煎餅」を発売。
こちらが箱の絵柄です。
裏面はこちら。
凄いインパクトです。
中を開けますと、
「行くも帰るも 博多はうれし
にわかせんぺい 手にさげて」
と、出張の疲れが癒される言葉が書かれておりました。
せんべいではなく「せんぺい」(ペ・PE)
というところも味わいがあります。
こちらがお煎餅。香ばしく、甘みがあります。
そして、お面がおまけで付いております。
たまたま、福岡から弊社にいらっしゃっていた、
ホテルの方に装着していただきました(笑)
そして、福岡出身の弊社のアシスタントのOさんにも
無理を言って装着していただきました。
恥ずかしいということで、会議室へ(笑)
このように踊るようでございます。
お面1つで、周りの空気を笑顔に変える「にわか煎餅」
お土産とは、その場所の空気や、思い出のおすそ分けだと私は思っておりますが、
「にわか煎餅」が持つパワーに、
先人のユーモアとセンスに脱帽する次第です。
東雲堂・二〇加煎餅
(特大・4枚入)630円
学長
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